日本気象協会の服装指数、ウェザーニュース社の服装予報など、インターネットの情報だけで服装を決めると、失敗することがあります。
特に更年期の人や自律神経が乱れがちの人は、情報をうのみにせず、慎重に服を選ぶことをおすすめします。
この記事では、気温を参考にした服装の決め方について紹介します。
どうやって服装を決めるか?
先日、友人と東京に出かけました。日中は街を散策し、夜はクリスマスイルミネーションを見る、というスケジュールです。
11月末にもかかわらず、昼間の最高気温は20℃、日中は曇り、夜から雨という予報でした。
日本気象協会の服装指数やウェザーニュース社の服装予報では、長袖にカーディガンという服装が推奨されていました。
服装選びで迷ったこと
日中の気温は20℃であまり寒くなさそうですが、風が強いようです。このような日は、何を着たらいいか、すごく迷います。
服装選びで迷ったことは、以下の5つです。
- カーディガンは風を通すので、寒いのではないか?
- 夜は気温が下がるので、コートのほうがいいのではないか?
- コートの場合、ライナーをつけるか、つけないか?どちらがいいか?
- コートを着るなら、カーディガンはいらない?
- 夜から雨の予報なら、雨用のブーツのほうがいい?
実際に選んだ服装
さんざん迷った末、以下のような服装で出かけました。
- コート(ライナーを取り外した)
- 綿のブラウス(ノーカラー、やや厚地)
- ポリエステルのスカート
- エナメルのローファー
首を冷やさないように、室内でも外さなくていいシルクのスカーフを巻きました。インナーはシルクのフレンチスリーブとキュプラのペチコートパンツです。
気温20℃...ブーツ+タイツでは暑そうだったので、ローファー+シルクのストッキングにしました。念のため、カーディガンをバッグに入れました。
服装選び 成功した点、失敗した点
今回の服装選びに点数をつけるとしたら、80点くらいです。
服装選びの検証
成功した点は、綿のブラウスを選んだことです。ブラウスの上に直接コートを羽織りました。コートのライナーを取り外して出かけたので、暑くもなく寒くもなく、快適に過ごすことができました。
失敗は二つありました。一つ目の失敗は、雨用の靴を選ばなかったことです。雨が降るのは夜から、という予報でしたが、日中から雨が降ってきました。
雨は少し降っただけでしたが、お気に入りの靴を濡らしてしまったことは悔やまれます。
二つ目の失敗は、カーディガンを持っていったことです。散策中は歩いて体が温まるし、レストランや店などの室内は暖房が効いているので、カーディガンは必要ありませんでした。
服装選び 友人の場合
一緒に過ごした友人の成功した点は、雨用のショートブーツを履いてきたことです。雨は夜から降るという予報でしたが、散策中の日中から雨が降ってきました。
友人の失敗は、ウールのセーターを着てきたことです。レストランで夕食中、気分が悪くなってしまいました。
暖房が効いた室内で急に体が熱くなり、のぼせてしまったそうです。セーターは暑くなっても脱ぐことができません。
更年期の人や自律神経が乱れがちの人は、薄手の服を重ね着するなど、脱ぎ着ができる服装を選んだほうが安心です。
まとめ
気温20℃といっても、体感は人それぞれです。その時々の健康状態や気分によって、快適な服装は違ってくるでしょう。
外出した日の気温や服装指数、服装予報などの情報と実際の服装を記録して、分析するといいかもしれません。